許認可 前提 行政行為

HOME>許認可の前提としての行政行為とは

許認可の前提としての行政行為とは

狭義の行政が行うものとして「許認可」とは何かを考えます。
「許認可」が行われる前提として「行政行為」という概念があります。

これは法律の概念の言葉で少し硬くなりますが、行政行為とは、行政が国民に対して働きかける行為のうちでも、合意に基づくことなく一方的に、具体的な場合において、国民の権利義務に直接的・観念的影響を与える行為ということになっています。
定義は難しくなりますが、「一方的(合意に基づかない)」「個別具体的」「直接的」「観念的(法的なものであって実力による強制ではないという意味)」という4つの要素を含むものとされています。

「許認可」は行政行為なのですから、このような要素を持っています。
「一方的(合意に基づかない)」:投票で民主的に決められるものではありません。行政官庁等の権限で行われるものです。
「個別具体的」:曖昧で、人によって解釈の違うものでは意味がありません。資格試験の合格基準や、各種申請への認可条件等、明確で公正な判断がされなければなりません。
「直接的」:間接的に効力の及ぶ許認可では意味がありません。免許は特定の個人あるいは法人格に与えられるものです。

「観念的(法的なものであって実力による強制ではないという意味)」:法から、違反に対する罰則はありえますが、例えば医師免許を持った人が、医者にならなければならないという強制ではありませんし、その人が特に秀でた名医であるというお墨付きでもそれはないのです。

topback



当ホームページの情報を利用して起きたトラブルに関して当サイトは一切の責任、保証を負いません。自己責任にてお願いいたします。
当ホームページは個人が運営している非商用サイトです。